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思い込まされている? [たとえ話]

(前回の……3月13日の……記事、ほんのチョコっと文章

をいじりました。意味としてはまったく同じです)




人間の社会の姿が、時代とともに変わっていくのは

(進歩でなければならない)

と、わたしたちは思い込んでいます。




いや、思い込まされている……ような気がします。




人間の社会は、当然のこととしてどんどん進歩していく……

という見方に、もし、ちっとも不自然なものが無いのだったら

わたしたちはおかしな優越感も抱かないはずです。




仮にいま

(進歩から遅れている)

と見える人や地域も、人間の体が子供から大人に育つように

必ず時間をかけて進歩していくのだから

(あーあ。こんなに遅れちゃって……)

みたいな軽蔑など生まれるはずがないでしょう。




これは、わたしたちが小さい子供を見て

なんだこいつ。こんなにちっちゃいぞ……

と軽蔑したりしないのと同じことです。




もしわたしたちが、そういう軽蔑を子供に投げつけるとしたら、

それは意図的に子供を傷つけてやろうとしているときです。




そういうとき、わたしたちは実は、自分の育ちに違和感を抱

いています。大人になった自分、もう子供ではなくなった自

分に自信が持てずに、むしろ

(こんな目に遭わされた……)

というような恨みが潜在しているとき、その恨みをこれから

育っていくものに投げつけてしまいます。



        shuhdenn.jpg


       【 骨が足りているとき、足りないとき。】



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つぐみ

ご訪問ありがとうございました。
↓ 桜の写真素敵ですね。
by つぐみ (2010-03-15 10:29) 

s_ueyama

つぐみさん。

こちらこそ、ありがとうございます。

また寄らせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。


by s_ueyama (2010-03-18 03:00) 

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