こうでありたい自分。 [たとえ話]
人から
「こんなことやってみてよ」
と言われ、それをやってみたら
(そこからどんどん世界が広がっていった)
とか、結果的には
(人生観が変わってしまった!)
とおっしゃる方はたくさんいます。
その反対に
「自分のことは自分が一番よく分かっている。それが当然だ」
とずっと考え来て、どこかで躓かなかった人というのを、わた
しは一人も知りません。
自分のことを、一番良く分かっているはずの自分が、ちっとも
自分の可能性を拡げられないのはなぜでしょう?
(こうでありたい自分)
とか
(人からこう見られたい自分)
というものに、誰もが最初から縛られてしまうからでしょう。
(自分のことは自分が一番よく分かっている)
(そうして自分は自分の意思でこれをやることにした)
(そのために自分は努力を続ける)
と言えば、表面的にはちっとも間違っていないということに
なります。
そうしてその結果がどうなるかと言うと、やがて
(自分で自分の間口を狭めてきた自分)
というものに気づいて愕然とします。
どうも人間は、このギャップ……つまり
(こうでありたい自分)
と
(周囲が実際に見ている自分)
とのズレに長く苦しみ続けるようです。
【 話し相手が欲しいとき。】
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