アンチ・ヒーロー? [たとえ話]
ドライブ中に目の前で起こった殴り合いのケンカ。
クルマの中からそれをじぃーっと見つめているだけだった
太田さんのお父さんは、ケンカにけりがついた後で、やっ
と家族の方を見て
「あー、恐かった。恐かったな」
と言います。で、そんなお父さんを、光さんは
「カッコいいと思った」
と言うんです。
これは番組の中でしゃべっていることですし、また誰もが
太田さんの話に
(笑えるオチ)
を期待していますから、たしかに半分笑い話のようにも聞
こえました。
わたしもそのとき、笑った(少なくともニヤリとした)記憶が
あります。
つまり、ケンカを堂々と仲裁したり、止めさせたりすることの
できる
(エライ父親=ヒーロー)
に対するアンチ・ヒーローとして自分のお父さんを語ることで、
逆にお父さんへの愛情が際立ってくる……というような。
でも、そこには
(愛するお父さんだから、臆病でもイイ!)
というのとは、ちょっと違う意味があるような気がするんです。
【 まもなく19号配信です!】
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